医師の皆様へ
正しく診断・治療を行なう為に、資料をご用意しました。Mパタカラを摂食機能療法へ有効にご活用下さい。※摂食機能療法は医師による実施計画を元に算出できますが、診療記録に記載しなければならない項目があります。自分の提供する技術とその報酬をしっかりと把握し、下記を参考に正しい診断・治療を行なって下さい。

摂食機能障害について

普段、無意識に行っているちょっとしたことが、摂食機能障害に繋がっている恐れがあります。

代表的な症状と診断の判定基準

摂食機能障害とは、食べ物を飲み込むことに問題のある状況をいいます。医師・歯科医師は「摂食(食物を摂ること)」と「嚥下(飲み込むこと)」を分けて考えていますが、医療保険の世界では嚥下までを含めて摂食機能と呼んでいます。摂食機能障害の症状として次のことが挙げられます。
  • よくむせる
  • 食べ物が飲み込みづらい
  • ヨダレが止まらない
  • 入れ歯が合わなくなった
 
  • 舌がもつれる
  • 発音が不明瞭
  • 体重が急に減った

これらの症状の全てがないと摂食機能障害と診断できないということではなく、1つでも2つでも症状があり、医師が診断を下せば、「摂食機能障害」となります。

歯科医療で摂食機能療法をはじめましょう

診療所 診断は、歯科医師が行なえます。
脳血管疾患等による後遺症により摂食機能障害のある患者は摂食機能療法が保険で実施できます。
※摂食機能障害者とは、発達遅延、顎切除及び舌切除の手術または脳血管疾患等による後遺症により摂食機能に障害があるものをいいます。
訪問診療 診断・治療・有資格者への指示は歯科医師が行なえます。
訪問看護師、PT、OT、ST、DHが医師または歯科医師の指示の下で摂食機能訓練を行えます。
摂食機能療法 診療報酬(1日につき)185点
※摂食機能障害を有する患者に対して、30分以上行った場合に限り、1ヶ月に4回を限度として算定できます。但し、治療開始日から起算して3ヶ月以内の患者については毎日算定できます。※保険の算定にあたっては「社会保険・老人保健診療報酬 歯科点数表の解釈(社会保険研究所)」、歯科医師会等でご確認下さい。

診断から治療までの流れ

1
対象疾患患者の来院・訪問 → 原因疾患の確認と診断
診断の目安 ●全身状態や意識が良好か否か ●会話が良好か否か(嗄声、構声障害) ●流涎・口腔衛生状態 ●咳払いが可能か ●ムセの有無
VF検査は必須ではありません。口腔・咽頭の運動機能障害は外見からは把握できませんが、医師・歯科医師の視診で判断できます。診断の方法としては、舌の形状の記録のための撮影、口唇閉鎖力の測定等が考えられます。(客観的な検査の実施を厚労省は求めています)なお、患者の申告に基づき、原因疾患を前医に電話で問い合わせることや、治療依頼書が有ると良いです。治療開始に際し、他院及び介護保険でリハビリを行っていないかを確認してください。(介護保険優先の取り決め)
2
摂食機能障害認定 (診断日を起算日)
3
リハビリ計画書の作成
  5
客観的検査 → 計画書作成
●定期的な摂食機能検査をもとに、その効果判定を行い、実施計画を作成する。
(再検査には算定基準はありませんが、摂食機能訓練のための基本条件の1つになっております。)
4
摂食機能療法 (185点算定可)
器具等を使用して、口腔周辺の筋力を高めます。
評価のための検査(舌の形状の変化を撮影する、口唇閉鎖力を測定する等)訓練の記録を記録しておく。※看護師、準看護師、PT、OT、ST、DHが医師または歯科医師の指示の下で行うことができます。
  6
必要が認められれば摂食機能訓練を続ける

後遺機能障害患者の治療法

脳梗塞等による後遺機能障害に対するリハビリというと、「目に見える動かない組織(手・足・口等の動かなくなってしまった組織)」を以前のように正常な状態に戻したいと願い、その「動かない組織」を一生懸命なでたりさすったりして改善しようと努力する事が一般的です。しかし後遺機能障害の主原因は病気による脳の壊死や萎縮により起こるものです。脳の状態に問題が起こることで発症してしまったものなのですから、積極的に脳の改善を図るべきです。
脳梗塞等が起きると誰であっても発病後半年以内の間は多かれ少なかれ改善が見られます。この後の半年は1%の改善しか望めないといわれております。また、発病後半年から1年以内に改善して自分の身の回りが出来るまで改善する方は60%といわれ、残り40%の人は悲しいことですが改善は見受けられませんでした。
これは以前から一般的に行われているリハビリが、脳の改善を目的とはしていなかったためです。言い換えると、脳の活性化のためにも脳機能の再生を図らないと、いつまでも後遺障害に苦しむことになります。
表情筋トレーニングは、表情筋の副次効果として右側前頭葉脳血流の増加を招来し、脳の活性化現象が必然的に出てくる、画期的なトレーニングなのです。

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