2024.7.22

歯周病と生活習慣病

歯周P.g菌は病巣感染から生活習慣病を起こすのと同じメカニズムです

超歯周病と生活習慣病との関係は歯科で普段理解されている歯牙根尖膿胞の病巣からの疾患と同様な所謂 「病巣感染」です。しかし、生活習慣病が多種多様広域に渡る症状と、発病後の悲惨な症状等から、狭窄された歯周ポケットの中で繁殖由来したP.g菌から始まる全身疾患だとのイメージに結び付かなかっただけだと考えます。

P.g菌を「NOガスで狙い撃ち」するのはハナタカで容易になりました

従来の病巣感染と同じ方法で良いと片付けるのは大きな誤りがあります。その理由は、睡眠時等の無意識下でも、半減期3~6秒と言われている一酸化窒素NOガス生成を呼吸補助具に組み込み成功したのだから、無意識下でも各自個人の副鼻腔から鼻腔、口腔へと連続してNOガスの流れを生み出し殺菌してくれています。簡単に申せば、歯周病に罹患して、歯周ポケットの深さ4ミリ以上の深さ状況であろうとなかろうと無関係に、絶えず口腔内細菌を「NOガス」が口腔細菌群全てを殺菌可能に出来る様になった事です。かつて、「病巣感染」は1次的に抗生剤開発で減少しました。しかし、この度NOガスを使用で更に全日的にP.g菌狙い撃ちは容易・確実な口腔ケアになりました。

インプラント歯周病「増加と予後」

治療技術が進んだ為、インプラント支台材質・形状が改良された為かは分かりませんが受診者が増えております。治療費高額が一般常識として広がるに連れ、提案し易い環境ともなり歯科医にも魅力的分野ともなりつつあります。インフレが蔓延するに連れ、高価なインプラント治療は増加すると思います。前述した様に歯科医師が口腔ケア維持・防御方法知識がないと歯肉組織に埋入された人工支台歯周囲には当然の様にP.g菌が繁殖し、歯槽骨破壊と歯肉組織炎症が生じます。腫脹・排膿の繰り返しでインプラント補綴物は脱落し、患者感情を傷付けます。μの細菌がインプラント歯根表面に附着・繁殖するバイオフィルムやプラークを含めたP.g菌除去や殺菌は歯ブラシでは不可能です。そこで、患者さんから術者への信頼維持の為にもNOガス殺菌力に期待せずにはいられません。

「歯周病は夜作られる」と言う昔ばなし

睡眠中は脳も身体も覚醒時の疲れを癒やし、軽く休みます。口腔筋機能関連筋組織も軽度に弛緩します。程度の差があれ、口呼吸で生ずる舌低下症に近い状況に陥ります。イビキ、唾液乾燥、ヨダレ等々で口腔諸器官活動に悪影響を与えます。この状況を防ぐ為に、患者さんに睡眠中であっても補助具が鼻中隔下制筋に軽度の刺激を与えて、口唇閉鎖や舌挙上作用が生ずる工夫を潜ませてある事を伝えると喜びます。

むすび

人の「ネガイ」は途方もなくて際限がありません。ストレッチして綺麗になりたい、でも、面倒は嫌!究極解決法は睡眠中の知らず間にストレッチでき、目覚めたらストレッチでネガイ解決が理想です。夢の願いを叶えるには補助器具「ハナタカ」です。鼻が高い、ほうれい線、目の下のたるみ、ニキビや顔のシミにお悩みの方はお試しください。

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