2023.11.29
介護ケアラーを減らす為のアドバイスを歯科部門から
親御さんの介護で疲れている患者さんへのお知らせ
高齢社会になり40~50代の方で親の介護する為に、職場を休む、時には退職している方がいます。高齢社会以前は話題にも上らなかった現象ですが確実に増えてきました。介護ケアラーを減らす為のアドバイスを歯科部門からしてみませんか?高齢者に改善の兆しが、見えて来ると反比例してクリニックへの信頼が強くなります。 |
介護ケアラーが生まれる原因
高齢な親の問題行動を長時間放置出来ず見守りを続ける必要が生まれた。疾患は脳血管疾患等の後遺障害や、認知機能の衰えが進行して生ずる認知障害です。 |
高齢者の老化に協調する原因
認知症の治療薬が認可されました。脳血管疾患発症予防薬は有りますが、後遺障害を治す薬はなく、機能障害はリハビリ努力です。見守りが無いと「進行する認知症」には火事やケガが心配です。見守るしかないでは「経路依然性」の考え方で問題解決は出来ません。 |
現在の治療状況
1) 表情筋不活発化で脳活動が不活性化して来ます。活性化はボケ防止に繋がります 2) 普段の生活でも鼻の筋肉の老化で、呼気取り込み量が減り必要量に不充分です。一酸化窒素量を増やすと感染症の防止になります。 2つは老化防止と健康活動に大きな比重を占めています。 |
吸気量を増やす
代表は深呼吸ですが飽きるので続けられません。呼気量を増やす為にハナタカを開発しました。オマケは感染防止に繋がる一酸化窒素NOの増量です。 |
脳血流の活性化
新生児は歯がなく生まれ、乳房から母乳を飲む事で総合的発育が始まります。母乳も大事ですが、「赤子が母乳を飲む行為」は将来の健康生活への表情筋の総合的ストレッチです。 誰でも口を強く閉じれば表情筋と繋がる舌は挙上して口蓋に触れて来ます。意識しませんが、舌も、咽頭部も、気管支・肺、食道迄もほんの少し上に位置移動します。皆同時に活動するメカニズムがあります。赤子が顔を真っ赤にして母乳を飲む姿を「各器官の連携」を強める為のストレッチと理解してください。 |
介護ケアラーが生まれる原因
脳のどの部分が活性化しているか確認するには左の図の様なf-MRIでしか術は在りません。高額な機械なので国内でも数件です。 口唇にパタカラを咥え、口を閉じて貰うと右側前頭葉で始まった脳活動は小脳迄活性化の影響を及ぼしております。表情筋に確り負荷を掛けると、脳が活性化出来るのが分かれば、仮に脳梗塞の後遺障害があっても、 パタカラで口を閉じながらリハビリ行為を続けていれば、障害の残っていた場所があっても、脳の内部でいずれ迂回回路ができて、改善できる可能性大と予想されます。 |
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